現地1月19日、イングランド・チャンピオンシップ(2部)の第27節が行われ、リーズ・ユナイテッドが3-0でシェフィールド・ウェンズデイに快勝した。そのダメ押しの3点目となったサッカー日本代表MF田中碧の芸術的な“オシャレなヒール弾”への称賛が続いている。
本拠地エランド・ロードでの一戦に、田中は4−2−3−1のダブルボランチの一角でスタメン出場した。試合は開始早々の3分にリーズが先制ゴール奪った後、こう着状態が長く続くも、後半43分に待望の追加点。そして迎えた後半アディショナルタイムだった。
右サイドからのコーナーキックのこぼれ球に、途中出場のMFラージー・ラマザニがボックス外の中央からから左足ボレーで合わせた。シュートは低い弾道でゴール前の密集地帯へと飛んだ。そのボールに田中が反応。枠外へと外れそうなシュートに対して、ゴールに背中を向けたまま、左足ヒールでボールを巧にフリック。逆方向へと巧にコースを変えてゴールネットを揺らしてみせた。
相手GKは成す術なしの芸術的ゴール。背番号22の田中は、大歓声が沸き起こる中、右手ガッツポーズを繰り出した後、満面の笑みで両手を広げる“ベリンガムポーズ”を決めてチームメイトからの祝福を受けた。