【J1川崎がJ3八戸&沖国大と連続TMを実施し1勝1分(1)】21日の試合から7人を入れ替えて挑んだ八戸戦……新たなポジション起用などチーム作りのトライ続くの画像
八戸戦でプレーする川崎フロンターレの脇坂泰斗 撮影:中地拓也

 1月24日、川崎フロンターレが沖縄県恩納村にある赤間総合運動公園でトレーニングマッチを実施。11時からJ3ヴァンラーレ八戸と45分×2本を、13時から沖縄国際大学と45分×1本を戦い、それぞれ3-3、3-2とした。

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 川崎フロンターレにとって公開されたトレーニングマッチとしてはこの日が2度目で、21日のFC琉球戦以来の試合となった。八戸戦の1本目の開始メンバーは琉球戦の1本目のそれから7人が入れ替わっている。
また、どちらも先発した4人は同じポジションで先発していることも注目されるほか、琉球戦に引き続いて本来のポジションとは違った場所で起用された選手もおり、組み合わせの確認やトライをしている様子がうかがえた。
 この試合の最初のシュートは7分。左サイドバックが思い切って放ったものだったが、これは枠の外。直後の8分にはボランチの一人が浮き球でのパスを前線に送ってFWとチャンスを作ろうとするも、これは相手GKにキャッチされる。
 9分には初めてのCKを得るが、これは生かせず。その後もセットプレーでのチャンスが続き、14分には相手ペナルティエリア内でCBの一人がボールを落ち着かせてからつないで、攻撃的なMFの一人がシュートを打つもゴールには至らず。
 18分には右サイドを抜け出した選手からマイナス方向にグラウンダークロスが送られ、これをボランチの一人が合わせるもうまくミートせず。このチャンスに観客席から歓声が飛んだ。

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