トルコ1部リーグのギョズテペSKに所属するMF松木玖生が出場14分間で3ゴールに絡む活躍を披露。今季4アシスト目とゴール前での“らしい姿”にファンから喜びの声が上がっている。
青森山田高校時代に1年生時から選手権で活躍し、主将&エースとして3年時にはタイトルを総なめにして「キング」とも呼ばれた松木は、FC東京入団1年目の開幕戦から活躍し、2シーズン半プレー。2024年夏にプレミアリーグのサウサンプトンへ完全移籍すると、ビザの関係で1年目はトルコで今季1部に昇格したギョズテペへ期限付き移籍中だ。
開幕当初は故障とコンディション不良でベンチ外が続いた松木だったが、9月以降はベンチスタートが多いながらもコンスタントにピッチに立ち、2024年は出場13試合(スタメン3試合)で1得点3アシストをマーク。そして年明け2試合目の出場となった現地1月13日の第19節のカスムパシャ戦では後半31分から途中出場した。
すると、わずか2分後の後半33分、素早い切り替えから相手陣内で味方のパスを受けた松木は、細かいタッチから絶妙のタイミングでの味方FWロメロへスルーパス。抜け出したロメロはキックフェイントでDFを交わして左足でゴールへ流し込んだ。
さらに後半41分には松木が力強いドリブルで持ち上がって左サイドへパスを送ったところからゴールが生まれ、後半アディショナルタイムには前線での判断の良いプレッシングで松木がボールを味方に繋いだところから再び得点。最終的に5−0の大勝を収めることになった。