イングランドのブラックバーンに所属の日本代表FW大橋祐紀の17試合ぶりのゴールに称賛の声が寄せられた。
現地12月26日に行われたチャンピオンシップ(イングランド2部)の第23節で、5位のブラックバーンは本拠地イーウッド・パークで4位のサンダーランドと対戦した。大橋は4−2−3−1の1トップでスタメン出場。そして0−0の前半13分だった。
中盤右サイドで背番号10のパトリック・ロバーツがボールを受けると、中盤まで下がってきた大橋がワンツーで組み立てに加わる。リターンパスを受けたロバーツが中に切り込んだ後に一気に縦に突破してスピードに乗ると、その後を追うようにして大橋も猛ダッシュで前線に駆け上がった。
そして右サイドからのからのクロスボールを相手DFがクリアするも、浮き上がったボールにロバーツが反応して頭でゴール前に跳ね返す。そこで待っていたのが大橋だった。猛ダッシュから絶妙のポジションを取っていた背番号23が、体を反転させながらの右足ボレーでゴールネットを揺らした。
今季新加入で開幕直後に得点を量産しながらも長くゴールから見放されていた大橋にとって、これが9月14日の第5節以来、17試合ぶりの5ゴール目。久々の“感触”に大橋だけでなくチームメイト、そしてスタジアムのサポーターも大盛り上がりだった。