「秀逸なV」J1京都の最終戦向け「共創」ムービーに賛辞!「JALさん協力ありがとうございます」「めっちゃいいムービーだ」などの声の画像
京都サンガF.C.は、最終戦まで突っ走る 撮影:中地拓也

 J1の京都サンガF.C.が、最終戦への来場を呼び掛ける動画を公開した。クラブスローガンどおりのムービーに称賛の声が上がっている。

 2024年のJ1リーグが終わりを迎えようとしている。京都にとっては、新しい歴史をつくるシーズンになったと言える。

 1996年からJリーグで戦う京都は、なかなか1ケタ順位に届かない時期があった。2000年には、初めてのJ2降格が決定。その後は昇格と降格を繰り返し、2011年からは11シーズン連続でJ2で戦うことになった。

 だが、2021年に風向きが変わった。チョウ・キジェ監督が就任すると、1年でのJ1昇格が決定。J1に復帰したばかりの2022年には16位となってJ1参入プレーオフにまわったが、翌2023年には前年を超える13位でシーズンを終えた。

 そして今季は、すでにJ1残留を決めている。来シーズンは4年連続でJ1の舞台で戦うことになるが、これは初のJ2降格を喫して以降、初めてのこと。つまり、新たな歴史を刻んだと言っていいのだ。

 優勝争いにも残留争いにも絡んではいないが、京都は最後まで突っ走るつもりだ。今週末に行われる東京ヴェルディとのホームでの今季最終戦に向け、来場を呼び掛ける動画をSNSで公開した。

 最終戦は、オフィシャルプラチナスポンサーの日本航空株式会社による「JALスペシャルDAY」として、大々的に力を入れる。当日はJALの客室乗務員や空港スタッフが来場して盛り上げを図るというが、早くも試合前から力を合わせている。

 動画は、クラブを盛り上げるサンガキャンパス隊のトークからスタートする。1人だけでも元気いっぱいだが、思いはつながる。ボールを投げると飛行機の中の客室乗務員、次に京都の選手、運航乗務員、さらに選手…と、パスが次々つながる工夫を凝らしたムービーとなっている。

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