日本がW杯ベスト8に入るためには
サッカー日本代表MF守田英正(29)の所属するポルトガル1部のスポルティングが、今シーズンの欧州チャンピオンズリーグで初黒星を喫した。
11月26日に、1次リーグの第5節で本拠地リスボンにプレミア1部の強豪アーセナルを迎えたが、1-5で惨敗。この試合で守田は、同クラブ通算100試合出場を果たしたが、勝利で祝うことはできず、さらに途中交代で試合を終えた。
「イングランド代表辞退で話題のFWブカヨ・サカ選手などの個の能力に加え、ミケル・アルテタ監督の下でチーム戦術も徹底しているアーセナルとは、レベルが違いすぎました。
前節、絶不調のマンチェスターシティに勝利したことで、まともに行きすぎましたね。守田選手はボールの出しどころがなく、探していることが多々ありました。
守田選手には惜しいシュートもありましたが、チームとしては攻めのアイディアが乏しく、脆弱な感じは否めなかったですね。スポルティングは国内リーグ開幕11連勝で首位独走中ですが、ポルトガルとイングランド、リーグの力の差が点差にハッキリと出ましたね」(サッカー写真家・渡辺航滋)
今やサッカー日本代表の中盤に欠かせない存在となった守田。ワールドカップで日本代表がさらなる高みを目指すためには、彼のさらなる進化が必要だろう。なお、同じく日本代表で負傷離脱中のアーセナルDF冨安健洋(26)は、この試合もベンチ外だった。