■「めっちゃ狭く見える」「これってありなの?」

 もともと、ピッチの大きさにはFIFAの「推奨」があるが、多少の“差”が認められている。それを生かして、ホームの地の利を得ようとしたようだ。
 地の利として考えられるのは、まず、日本代表に幅を使った攻撃をさせないこと。ピッチが狭くなる分、中国としては守りやすくなる。また、この試合では使われなかったが、ロングスローがより届きやすくなる。
 この改変を、試合前にDAZNが紹介すると、以下のような声が上がった。
「ルール上は問題ないが、極めて異例」
「中盤3枚のチームは4枚よりも横スライドが大変だからという理由だとしたら、やるなぁと思う」
「めっちゃ狭く見える笑」
「これってありなの?笑」
「だいぶ狭いやん」
「守りやすくして引き分け狙いかねぇ」
「おっけーなのは知ってたけど実際に実践してるところは初めて見た」
 5人の選手を入れ替えた日本代表は、“アウェイの洗礼”もあって苦戦を強いられる。それでもセットプレーから先制し、さらに追加点を入れたものの、失点を喫して1点差に。3点目を決めたことで試合の流れを取り戻したものの、埼玉スタジアムで戦ったときのような完勝とはならなかった。

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