前回は7点差……日本代表―中国代表の試合で中国メディアが考える及第ラインとは――地元記者が「埼玉スタジアムで戦ったときよりもずっとチームとして良くなっている」と語る自信の画像
9月に埼玉スタジアムで対戦した際は7-0で日本代表が勝利した。写真は、遠藤航が先制点を取って喜ぶ場面 撮影:中地拓也

 11月19日、サッカー日本代表は中国代表と対戦する。中国メディアは、この試合をどう捉えているのか――。

 18日、中国・厦門で行われた日本代表の公式会見と公式練習には多くの中国メディアが訪れた。会場となった一室は、まさにすし詰め状態。通路も壁際もメディア関係者で埋め尽くされた。
 このカードは今年9月に行われた2026FIFAワールドカップアジア最終予選の初戦と同じで、その際は日本代表のホームで行われた。結果は7-0で、日本が圧勝してみせた。
 以降、森保ジャパンはアウェイでのサウジアラビア戦も勝利するなど4勝1分と無敗で推移しているが、中国のスポーツ紙『オリエンタルスポーツ』で上海申花と中国代表を取材する林記者は、「中国メディアも日本が勝つと思っていて、0-1や0-での敗戦であれば中国が善戦したと思うでしょう」と話す。ただし、「何回に1回は日本代表にも勝利できると思うし、それに期待している」ともニヤリと笑う。2点差以内の敗戦であれば及第点となるが、一方で勝利も狙えるというわけだ。

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