サッカー日本代表は、ワールドカップ最終予選に向かう選手たちの様子をＳＮＳで公開した。チーム最年長のＤＦ長友佑都のボス感あふれる姿に、ファンからは驚きと称賛の声が上がっている。
日本代表は現在、現地時間１０月１０日２１時（日本時間１１日３時）にキックオフとなるサウジアラビア代表戦に向けてアウェイの地へと入っている。９月の２試合では大勝を飾っている日本だが、サウジアラビアは強豪であり、前回ワールドカップでアルゼンチン代表を破っている危険な相手だ。
今回のメンバーには、三笘薫や南野拓実らヨーロッパで活躍している常連メンバーだけではなく、今夏にイングランド２部に移籍してすぐさま結果を出している大橋祐紀といった初招集の選手も含まれている。また、９月の中国代表戦でデビューを飾った高井幸大はケガで辞退したものの、大学卒業を待たずしてプロ契約した２２歳の関根大輝も初招集と、フレッシュな国内組もメンバーに入った。
だが、目を引くのはそうした新鮮な顔ぶれや海外組ばかりではない。大ベテランのＪリーガーが、絶大な存在感を放っている。
注目を浴びたのは、日本代表のＳＮＳに投稿された写真だ。長友佑都と谷晃生が、オフィシャルスーツに身を包んで写真に収まっている。
スーツ、腕時計、スーツケースと、すべてオフィシャルの一流品を身につけている。その凛々しい姿には、「谷〜カッコいいよー！」「谷選手！最高です」「晃生くん、決まってるよ！！ 新米パイロットか教官っぽい」といった声が寄せられていた。
だが、コメントの大半は、若きＧＫに向けられたものではなかった。３８歳のサイドバックが、谷の存在感を食ってしまった格好だ。
それも致し方ないのかもしれない。まだキャップ数もわずかの谷に対して、長友の国際Ａマッチ出場数は１４０試合を越えている。圧倒的な経験値から来るオーラが、あふれ出てしまっているのだ。
そして、極めつけはサングラスだ。涼しい視線を投げかける谷に対して、長友はやや大きめのサングラスを着用。何ものにも揺るがない、圧倒的な自信がにじみ出ている。
