１０月１３日に開催されるＪ３リーグ第３２節、奈良クラブ対ＦＣ大阪の“生駒山ダービー”へ向けたユニークな告知ポスターが反響を呼んでいる。
１９９１年に創設された奈良クラブと、１９９６年創設のＦＣ大阪は、ともに２０１５年にＪＦＬに加入し、２０２３年からＪ３に参入した“同期クラブ”。そして両クラブのホームタウンである奈良県奈良市と大阪府東大阪市は隣接しており、その境にある生駒山にちなんで両クラブの直接対決は“生駒山ダービー”と呼ばれている。
全国リーグ（ＪＦＬ以上）での両クラブの対戦は、２０１５年から通算１８試合が行われ、奈良クラブが５勝、ＦＣ大阪が７勝で６引き分けという結果になっている。そしてＪリーグ舞台での初ダービーとなった昨季は、ともにホーム試合を１−０で勝利しての１勝１敗。そして今季は、６月２日のＦＣ大阪ホーム開催で０−０の引き分けとなっている。
そして今年２度目の直接対決を前に、サッカー情報番組『ＫＩＣＫ ＯＦＦ！ ＫＡＮＳＡＩ』の協力の上で奈良クラブが特製ポスターを制作した。
公式ＳＮＳで公開されたそのポスターには、両チームの選手がヘディングで競り合っている写真が中央に配置されているが、その選手たちの何倍もの大きさで、鹿の被り物に奈良クラブのユニフォームを着用したサッカー元日本代表の大久保嘉人氏と、ＦＣ大阪のユニフォームにたこ焼きの被り物姿の海渡未来アナウンサーの『ＫＩＣＫ ＯＦＦ！ ＫＡＮＳＡＩ』出演者コンビが後方に配置されて睨み合っているインパクトのあるユニークな出来栄えになっている。
