10月1日、ACLEの第2戦、川崎フロンターレと韓国・光州の試合が行われた。その中で、アウェイチームの監督が感動する出来事があった。
ともに初戦を白星で飾ったチーム同士が等々力競技場でぶつかった一戦。川崎にとってはホーム開幕戦となり、光州としては初めてのアウェイゲームとなった。
その試合後、光州のイ・ジョンヒョ監督がどうしても話しておきたかったことがあった。監督らが出席した会見冒頭の総括で、「最後に」と付け足して、次の言葉を口にしている。
「川崎の選手たちが我々のファンの所に来てくれたことに対しては、今まで見たことがないですし、こういったカルチャーはすごくすばらしいものだと感じています。川崎の選手やスタッフにもすごく感謝しています」
アウェイチームの勝利で終わった試合後、川崎フロンターレの選手は韓国から駆け付けた光州サポーターの前へと行って挨拶。その光景が、監督の目に焼き付き、どうしても感謝を述べたかったというのだ。