イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティが、今季の第4ユニフォームを発表した。クラブの大ファンである世界的アーティストとのコラボによるデザインに、世界中から賛辞が寄せられている。
かつて、マンチェスターのフットボールクラブといえば、マンチェスター・ユナイテッドだった。欧州の頂点にも立つなど、マンチェスターという街には赤のイメージがついていた。
だが、時代は変わった。今にマンチェスターを支配するのは、スカイブルーだ。昨季はプレミアリーグ4連覇を達成するなど、マンチェスター・シティが世界にその名をとどろかせている。
その躍進を誰よりも喜んでいるひとりが、ノエル・ギャラガーだろう。世界的バンド『オアシス』のメンバーであると同時に、熱烈なマンチェスター・シティのファンであることも知られている。
そのオアシスは先日、世界を驚かせた。2009年に解散していたが、15年ぶりに再結成することが発表されたのだ。
オアシスのギタリストであるノエルが、さらにサッカー界を驚かせた。愛するマンチェスター・シティとコラボして、今季の第4ユニフォームをデザインしたというのだ。
今年は、オアシスのファーストアルバム『Definitely Maybe』の発売から30周年にあたる。そのアルバムのジャケットに着想を得たのが、この第4ユニフォームだという。
少しセピアがかったような白をベースに、襟と袖、両脇にスカイブルーが配されている。どこか、過ぎ去った懐かしい時間を思わせるようなデザインだ。