現地時間の7月24日、U―23サッカー日本代がパリ五輪の予選リーグ第1戦に挑んだ。パラグアイが相手となったこの試合で、大岩ジャパンは5-0で白星発進した。
その前日の、ボルドー市内郊外。青空が広がるピッチの上には、21人の選手がトレーニングに励んでいた。本来いるはずの選手は22人。重要な第1戦を目前として、DF半田陸(ガンバ大阪)が負傷の影響で練習に参加しておらず、メンバー交代を余儀なくされることに。
そして試合当日、日本サッカー協会は半田陸の途中離脱を発表。バックアップメンバーだった鈴木海音が半田陸に代わって18人メンバーに入り、バックアップメンバーには内野貴史(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)が召集されていた。
出場機会はなかったものの、半田はA代表に召集された経歴も持つサイドバック。右SBが本職ながら左SBとしてもプレー可能で、現地時間17日に行われていた本大会前の最後の親善試合であるU-23フランス代表戦でも先発して左右をこなしてみせるなど、貴重な存在だった。