J2の大分トリニータが、9月の3試合で着用する限定ユニフォームを発表した。当初の反応は微妙なものだったが、応援番組の女子アナが着用することで、一気に評価が上がっている。
大分は7月4日、9月のホームゲーム3試合で着用するリミテッドユニフォームを発表した。近年恒例になっている期間限定のユニフォームで、多くの人が発表を楽しみにしている。
今年のモデルは、いつも以上に気合いが入っている。クラブの設立30周年を祝う意味合いも込められているからだ。
クラブが公開した写真からも、思いのほどは一目瞭然で伝わってくる。クラブカラーは青ではあるが、今回採用されたのは赤ともピンクとも言える明るい色。かなり思い切った決断であると言っていい。
理由を聞けば、カラー採用にも納得だ。クラブによると、この色は「大分県の花である「豊後梅」、そして大分県産オリジナルいちご「ベリーツ」からインスパイアされた」ものであるという。
クラブはSNSで発表する際、投稿に「未だかつてない『挑戦的』カラー」との文言を添えていた。ファンの驚きを十分に理解していたようで、実際にその予想のとおりにSNSでは、「赤!?」「俺はこの色好きだけどな」など、微妙な反応が返ってきていた。
だが、その状況をひとりの女性が救った。野村直輝や松本怜CROらクラブの人間もモデルを務めた写真が公開されたのだが、そうした男性陣をしのぐ影響力を持った人物がいた。大分の応援番組『KICK OFF!OITA』で番組MCを務めるフリーアナウンサーの森迫麻衣である。