Ｊ２のレノファ山口が、特製ユニフォームのアピール動画を公開した。ユニフォームそのものにも勝るとも劣らない出来に、続々と賛辞の声が上がっている。
山口は先日、今月３日、恒例となっている夏ユニを発表した。今年は宇部市のイベント「まちじゅうエヴァンゲリオン」とコラボ。その出来には、多方面から絶賛されていた。
イベントとのコラボだが、モチーフはもちろん大人気アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』だ。イベントが始まったのは、宇部市が同作品を生んだ庵野秀明監督の出身地であるため。その天才アニメーターが世に送り出したエヴァンゲリオン初号機の雰囲気や作品の世界観を強く打ち出したユニフォームに、サッカーファン以外からも高評価を受けていた。
今回、そのユニフォームをアピールするプロモーションビデオが完成した。６月１１日にクラブのＳＮＳで公開された動画は、もはや作品と言っていい。
作品でも描かれた宇部市内の駅や街の風景が映し出されるが、まるでアニメであるかのような錯覚を起こさせる。さらには市内のさまざまな様子が展開されていく。最後は市内にある「ロンギヌスの槍」が、今回の夏ユニへと変化。言葉はなくとも、雄弁な動画となった。
