6月5日、JリーグYBCルヴァンカップのプレーオフラウンド第1戦が行われ、スーパーゴールが生まれて大きな話題となっている。
今季から大会方式が大きく変わり、J3やJ2クラブも参加するようになった同大会は、プレーオフとしてホーム&アウェイのゲームが行われた。その一つとして組まれたのが、J2長崎とJ1アルビレックス新潟の試合で、新潟のホームでまずは第1戦が行われた。
デンカビッグスワンスタジアムを舞台に7325人が見守ったこの試合で、先にスコアを動かしたのは長崎。決めたのはMF山田陸なのだが、そのゴールが驚きのものだった。
左サイドから攻めた新潟は、山田がペナルティアークでボールを受け取ると、タメを作ったうえでフアンマ・デルガドに渡す。そしてゴール前に走ると、ファンマはそこに浮き球のパスを送る。当然、そのパスが向けられたのは山田なのだが、ボールに反応してジャンプすると左足を思い切り伸ばす。そしてトラップするかに見せかけ、そのままループシュート。ボールをゴールインさせたのだ。