現地時間５月２５日、メジャーリーグ・サッカー（ＭＬＳ）の第１５節が行われ、吉田麻也と山根視来が所属するロサンゼルス・ギャラクシーは、２－１でヒューストン・ダイナモに競り勝った。
４月２２日の勝利を最後に５試合未勝利（４分け１敗）という状況だったＬＡギャラクシーは、この日も前半１８分に先制点を許す苦しい展開となった。その流れを変えたのが、右サイドバックとしてスタメン出場した山根だった。前半４４分、サイドライン際をオーバーラップして味方のパスを受けると、キックフェイントで相手ＤＦをかわすと、冷静かつ正確な右足クロスをゴール前に送ってガブリエル・ペクのダイビングヘッド弾をアシストした。その後、後半１４分にリキ・プッチのゴールで逆転に成功し、２−１で試合終了のホイッスルを聞いた。
今季新加入した山根にとって１４試合目の出場で待望の初アシストとなったが、それ以上にファンの間で話題となったのが、試合終了後の“ハチマキ姿”だった。
試合終了後、ピッチ上でコメントを求められた山根は、カタカナで「アウトローズ」と書かれたハチマキを巻いた姿で登場し、興奮気味に「Ｆｉｒｓｔ ａｓｓｉｓｔ， Ｈａｐｐｙ Ｔｏｄａｙ， Ａｇａｉｎ ｎｅｘｔ ｇａｍｅ． Ｔｈａｎｋ ｙｏｕ」と英語で語ってガッツポーズを披露した。クラブの公式エックス（旧ツイッター）は、その横で吉田麻也が「Ｆｉｎａｌｌｙ（ついに）」と付け加えているシーンまでを動画に収めて公開した。
