今季限りで現役を引退したサッカー元日本代表主将のMF長谷部誠と同じく元日本代表の内田篤人氏との楽屋での再会シーンが話題となっている。
リーグ最終戦に出場して地元サポーターへの挨拶を終えた5月23日に帰国した長谷部は、翌24日に引退会見を開くと、そのままテレビ朝日系『報道ステーション』に生出演した。そこで共演したのが、同番組でスポーツキャスターを務める内田氏だった。
1984年1月18日生まれの長谷部と1988年3月27日生まれの内田は、ともに静岡県出身。2人とも高卒でJリーグ入りし、浦和レッズと鹿島アントラーズでライバルとして戦った後、ブンデスリーガを舞台にプレー。日本代表でも長く同じ時間を過ごし、チームメイトとしてワールドカップに2度(2010年、14年)出場した。
その仲の良い間柄の2人が、番組出演前の楽屋で再会を果たした。ともに私服姿でリラックスした雰囲気の中、開口一番、「ご無沙汰してます!先輩!」とあいさつした内田氏に、長谷部はドイツ語で応対すると「ドイツ語もう覚えていないんで」とこぼした内田氏のことを、長谷部はフランクフルトのスタッフにドイツ語で改めて紹介した。
その後、長谷部が自身のフランクフルトの背番号20のユニフォームをプレゼントされて「ダンケ!」と頭を下げた内田氏だったが、「着るとね、シャルケファンに怒られるんで」と日本語でポロリ。その言葉を長谷部はフランクフルトのスタッフにドイツ語で説明するなど、通訳の役割も果たしながら再会を楽しんだ。