ポルトガル1部のスポルティングが、優勝パレードの様子を動画で公開した。サッカー日本代表MF守田英正も登場し、その人気ぶりに日本のファンも驚きの声を上げている。
3シーズンぶりに、ポルトガル王者に輝いた。同国の3強の一角を占めながら、リーグ優勝回数ではベンフィカとポルトに差をつけられていたスポルティングが、20回目のリーグ制覇を決めたのだ。
スポルティングは現地時間5月4日の第32節でポルティモネンセに3-0で勝利。翌5日に2位のベンフィカがファマリカンに敗れて勝点差が拡大し、2節を残して優勝が決まった。
この結果を受けて、6日には優勝パレードが行われた。選手たちが乗ったバスが流すリスボン市内の道路では、多くのファンが歓喜の声を上げた。セレモニーでは、どこまでも続く人並みが広場を埋めた。
そのすさまじい熱量が、ある選手に向けられた。日本代表MF守田である。
2021年に川崎フロンターレからポルトガル1部サンタ・クララに移籍した守田は、1年半のプレーで実力を証明。同国の名門であるスポルティングへと招かれた。
ここ数試合は交代出場となっていたが、チームの大事な主力であることは明白。その証明が、大観衆が寄せた守田へのチャントだ。
クラブがSNSに投稿した動画で、広場を埋めた大観衆が守田の名を叫ぶ。照れた様子の守田だったが、仲間に促されて自分のチャントの出だしだけを歌うと、ファンが反応。大音量で守田の名を歌い上げた。