ASモナコ所属のサッカー日本代表の南野拓実が披露したゴールライン際での“キレキレドリブル“が脚光を浴びている。
現地時間4月7日に行われたフランス1部リーグ・アン第28節で、モナコはホームでレンヌに1-0の勝利を収めた。4-2-3-1のトップ下として先発出場した南野は、先制点の起点となるスルーパスを送るなど、試合を通じて好パフォーマンスを披露して勝利に貢献した。
その“働きぶり”の中で、特にスタジアムを沸かせたのが、前半28分のプレーだった。
味方のスローインを左サイドのスペースに呼び込んでボールを受けると、コーナーフラッグ付近で相手DFを背負った状態から巧みなクライフターンで交わしてゴールライン際をドリブルで中央へ。さらにカバーに来た2人目のDFを、キレのあるダブルタッチで完璧にかわし、ゴール最深部まで侵入してみせた。
最終的にゴールライン手前から送ったマイナスのクロスは、惜しくも味方に合わずに得点には繋がらなかった。だが、たった1人で相手ディフェンス陣を崩し切ったプレーにはスタジアムが大いに盛り上がった。