「本当に素晴らしい快挙」福田師王がドイツ名門「124年で31番目」の選手に!「おめでとう!」「日本の誇り」などの声の画像
福田師王がドイツ名門で歴史的瞬間を体験した 撮影:中地拓也

 ドイツ1部のボルシア・メンヒェングラートバッハが、所属するU-20日本代表FWがクラブの歴史に名を刻んだ瞬間をSNSで公開した。その様子に、ドイツのみならず日本のファンも称賛を送っている。

 サッカーの世界において、日本の若手の能力は見逃せないものがある。近年では若くしてヨーロッパへと招かれる選手も増えており、チェイス・アンリらJリーグを経ることなく10代で海を渡る選手も出てきた。

 U-20日本代表FW福田師王も、そうしたひとりだ。鹿児島県の神村学園高校で1年時から活躍すると、昨年1月にはドイツの名門、ボルシア・メンヒェングラートバッハからの誘いを受け、加入を決めた。

 すぐさまトップチームに加わることはなかったが、セカンドチームなどで結果を残し続けた。すると今年1月にはトップチームへの昇格を勝ち取り、1月27日のレバークーゼン戦でブンデスリーガデビューを果たした。

 このプロデビューだけでも大きなご褒美だったが、さらなる栄誉が与えられた。その名がクラブの一部になったのだ。

 ボルシアMGでは、アカデミーなど育成機関からトップチームへと昇格し、プロデビューを飾った選手を称える儀式がある。その選手のユニフォームが、ホームスタジアムであるボルシアパーク内に飾られるのだ。

 福田も、そうした歴史に名を連ねることになった。クラブの124年間の歴史で、これまで30人しかいなかった先達に続き、31番目の選手としてユニフォームが飾られたのだ。

 クラブはその様子をSNSで公開した。福田自身が壁に掲げるユニフォームには、背番号49と自身の名、そしてその下には、プロデビューの日付と対戦相手が記されている。

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