スペイン1部のレアル・ソシエダが、サッカー日本代表MF久保建英の動画をSNSで公開した。スペインでも子どもたちから慕われる姿に、日本のファンも歓喜の声を上げている。
ソシエダで、久保がどんどんと存在感を高めている。現地時間2月18日には、マジョルカとアウェイで対戦。久保にとっては古巣との対戦となったが、前半38分に同点ゴールを決めて逆転勝利への流れをつくり出し、リーグ戦4試合ぶりの勝点3獲得に貢献した。
昨シーズンに完全移籍で加わったソシエダで、久保はすでに主柱となっている。昨年10月にはリーグの月間MVPを獲得と、クラブ外からもその実力は認められている。
今月に入ると、ソシエダはビッグニュースを発表した。久保との契約を2029年まで延長したというのだ。クラブからの信頼は、日に日に高まっている。
もちろん、ファンからの愛情も強い。昨シーズンには、ファンが選ぶ年間MVPにも選ばれている。
クラブが今回SNSで公開した動画からは、「幅広い層」からの人気がうかがえる。久保と子どもたちの触れ合いが動画でアップされたのだ。
舞台はマジョルカ戦に向かう前の空港であるようだ。子どもたちは、少し緊張した様子で選手たちを待ち受けている。久保を前にしても、少しおどおどしているが、勇気を出して持参した選手カードにサインを求めた。
すると、子どもたちの緊張を察してか、「このカードは持っていないな」などと話しかけながらカードにペンを走らせる。最後に一緒に写真に収まる頃には、子どもたちは笑顔を浮かべられるようになっていた。