現地時間2月10日、スペイン1部ラ・リーガ第24節が行われ、レアル・ソシエダがホームでのオサスナ戦で0−1の惜敗を喫した中、サッカー日本代表MF久保建英は攻守に奮闘した。その中で、前半38分に見せた“極上トラップ&強烈ハーフボレー”が反響を呼んでいる。
ベスト8に終わったアジアカップ終了後、即チームに合流した久保は、2月6日の国王杯・マジョルカ戦から中3日で、4−3−3の右ウイングとしてスタメン出場した。5バックを敷く相手に対して、前半30分に右サイドの裏に抜け出してチャンスを作った久保は、その8分後にはビッグチャンスを掴んだ。
前半38分、左サイドをオーバーラップした左サイドバックのDFハビ・ガランが、ペナルティーエリア脇から左足クロスを送ると、そのボールが大外にいた久保の元へ。目前で相手DFが頭で触って方向が変わる難しい処理を強いられたが、久保は慌てることなく下がりながら左足トラップ。足元にピタリとボールを収めると、すぐにゴールを一瞥して鋭く左足を振り抜き、ハーフボレーでの強烈なシュートを放った。
軽やかな身のこなしからのシュートはニアサイドを襲ったが、相手GKセルヒオ・エレラがファインセーブでゴールならず。それでもスタンドからは大きな拍手が沸き起こった。