「やっぱりカズは赤が似合う」キング・カズがセリエAの古巣を電撃訪問で「ユニフォームショット」公開!「さりげなくジェノアカラーの装い」「ジェノア復帰か!?」などファンが沸くの画像
三浦知良がイタリア時代の古巣を訪れた 撮影:中地拓也

 キング・カズことサッカー元日本代表FW三浦知良が、かつて所属したイタリアの古豪のSNSに登場した。約30年前に所属したクラブへの電撃訪問の様子に、ファンが沸いている。

 キング・カズは、パイオニアである。高校を中退してブラジルに渡り、名門サントスでのプロデビューを勝ち取った。

 1990年の帰国後も、道を切り開き続けた。ピッチ内外で圧倒的な存在感を発揮して、開幕したばかりのJリーグを大いに盛り上げた。

 さらに、現在も開拓者精神は衰えない。56歳になりながらもプロ選手としてプレーするという、世界でも前人未踏の道を歩き続け、現在はポルトガル2部で戦い続けている。

 また、キングの歩みは、その後の日本人選手たちが進む道しるべとなった。Jリーグ開幕の翌1994年、日本サッカー界のトップに立っていたキング・カズはヨーロッパへの移籍を果たす。期限付き移籍ながら国内リーグ優勝9度を誇るジェノアに加わり、日本人のみならず、アジア人として初めてのセリエAプレーヤーとなったのだ。その後、中田英寿氏らがイタリアで活躍したが、その先駆者が三浦であったことに異論はない。

 そのレジェンドが、ジェノアを訪問した。「本日、カズ・ミウラがジェノアを訪問」としてクラブのSNSで紹介されたのは、まぎれもなく三浦だった。代名詞である背番号11がついたジェノアの青と赤のユニフォームを手に、笑顔で写真に収まっている。

  1. 1
  2. 2
  3. 3