J2徳島ヴォルティスに所属する19歳のMF玄理吾が、スペインのレアル・ソシエダBチームに練習参加する。22日には現地に到着した様子も公開されて、ファンが注目している。
徳島は昨年の12月、ソシエダと育成業務提携を締結。今回はその一環として、クラブ期待の若手MFがスペインのチームへ向かった。
選ばれた玄はテクニックが魅力的な選手だ。ドリブルはもちろん、1タッチのプレーで意表を突くことができる。出身は兵庫県で、中学卒業後に静岡学園高校へ進学。インターハイと全国高等学校サッカー選手権大会のピッチに立つと、各大会で最優秀選手に選ばれた。
徳島に加入した初年度はリーグ戦14試合に出場。ルヴァン杯と天皇杯でゴールも決めている。今季は19試合でプレーし、3アシストをマークしていた。
スペインに到着した玄の様子は、徳島の公式エックス(旧ツイッター)に投稿された4枚の写真で確認できる。サプライズでプレゼントされたユニフォームを両手に持ち、ロッカールームやピッチで記念撮影に挑んだ。