11月8日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第4節が行われた。サッカー日本代表MF久保建英の所属するレアル・ソシエダはベンフィカと対戦。3-1で勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。試合後、クラブは歓喜の選手たちの映像を公開したが、1人冷静な久保が話題になっている。
グループステージの突破は、ソシエダにとって20シーズンぶりとなった。この試合でも日本人MFはスタメンで出場。後半25分までプレーした。ゴールはなかったが、相手を引き付けたドリブルから先制点が生まれるなど得点に絡んだ。
ホームのサポーターと共に喜びを分かち合った選手たちは、ピッチを後にしても興奮状態だった。クラブが投稿した動画では選手たちがカメラに向かって吠えたり、壁を叩いたりするなど喜びを見せていた。そうしてロッカールームへ戻る選手の中に背番号14がやって来る。しかし、前方で叫ぶ同僚の服装に淡々とツッコミを入れたのみで、静かに通り過ぎて行った。
歴史的な快挙を成し遂げたチームの一員だが、久保の目標はもっと先にあるような行動だった。