9月9日、J1リーグ第27節が各地で行われた。そのうち、等々力競技場で行われたカードでついにあの大物FWがJリーグデビューした。
この試合は、FC東京がアウェイに乗り込んで川崎フロンターレと対戦したもので、多摩川クラシコとして知られるダービーマッチだ。
この熱いバトルでJリーグデビューしたのが元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミスで、これまでリーグ・アンやプレミアリーグ、トルコリーグなどを渡り歩いたストライカーだ。フランス代表として12試合に出場して3得点の経歴は伊達ではなく、この試合で先発すると後半17分に交代で下がるまで期待感あふれるプレーを披露し続けた。
コンディションを上げている途中であったため途中交代は既定路線だったが、その交代策が豪華すぎると話題になっている。このとき、電子掲示板に記された交代は「18」が下がって「9」がピッチに入るというもの。そう、レアンドロ・ダミアンが代わりに中に入ったのだ。
ダミアンは元ブラジル代表FWであり、Jリーグでも得点王とMVPを獲得している。元フランス代表から元セレソンという、まさかの継投策が生まれたのである。