画像・写真:新戦力と佐藤恵允ら前線2人が「良好な関係」のFC東京、新監督の下で「残留を目指す」横浜FMに完勝、キャプテンは「試合後のチャント」に涙した【横浜F・マリノスvsFC東京】激闘PHOTOギャラリー 原壮史 J1 横浜F・マリノス FC東京 Jリーグ 2025.06.27 パトリック・キスノーボ監督が退任したマリノスは、暫定監督を務めていた大島秀夫ヘッドコーチが正式に監督に就任。今季3人目となる指揮官とともに残留を目指すことになった。(20250625)撮影/原壮史(Sony α1使用) 東京は新戦力の長倉幹樹(写真左)が先発出場で躍動。豊富な運動量で佐藤恵允、野澤零温と良好な関係を築き、前線の圧力を高めていった。(20250625)撮影/原壮史(Sony α1使用) 押し込む東京は立て続けにセットプレーを獲得し、ゴールに迫ったが、決め切ることができない。0‐0で前半を終えた。(20250625)撮影/原壮史(Sony α1使用) 良い時間を続けながらもゴールを奪えなかった東京だが、後半に入っても流れを失うことはなかった。文字通りマリノスよりも一歩先を行きながらゴールへ向かう戦い方を続けると、51分に野澤零温(写真)のゴールが生まれついに先制。(20250625)撮影/原壮史(Sony α1使用) 68分には佐藤恵允(写真)もゴールを決め、2点差に。(20250625)撮影/原壮史(Sony α1使用) マリノスは反応で東京に上回れ続け、攻撃を続けることができない。ヤン・マテウスやエウベルが局所的に個を発揮して打開する場面はあったものの、周囲の運動量が不足し、そこからチャンスになかなかつながらなかった。低い位置ではファウルを効果的に使われて止められ、勢いを出させてもらえず、高い位置ではゴールへ向かう場面をしっかりとカバーされた。東京に一歩、上回られ続け、ゴールの機運が高まらないままに時間が過ぎていった。(20250625)撮影/原壮史(Sony α1使用) 85分には長倉にも決められ、0‐3に。(20250625)撮影/原壮史(Sony α1使用) マリノスは遠野大弥が負傷してしまい、交代枠を使い切っていたため、10人に。終盤に投入された松村晃助(写真右)が気を吐くプレーを見せたものの、すでに意地の反撃を見せられるチーム状態ではなく、そのまま0‐3で試合終了となった。(20250625)撮影/原壮史(Sony α1使用) 神妙な面持ちでゴール裏にやってきた選手たちに、サポーターはチャントを歌い続けた。鹿島と町田に2連勝したときのような、なりふり構わない戦い方で勝利を目指すのか、それとも、戦い方にこだわって意地を見せるのか。あるいは、夏の補強でガラリと変えてくるのか。21試合で勝ち点14。最下位に沈むマリノスから残留圏の17位との勝ち点差は8となっている。(20250625)撮影/原壮史(Sony α1使用) 写真の記事へ戻る