画像・写真:神セーブに「頭を抱えた」山田新、助っ人が「技アリ&気持ち」の2ゴール、サッカー日本代表DF20歳も「破顔一笑」、等々力劇場の名勝負【川崎フロンターレvsセレッソ大阪】PHOTOギャラリー 原壮史 J1 セレッソ大阪 川崎フロンターレ Jリーグ 2025.05.20 ACL出場で消化試合が少ないことと、ここまでの14試合で引き分けが6度もあることで、12位に位置していた川崎。順位表の中盤は大混戦となっており、1つの勝利で景色が大きく変わってくる状況だった。(20250518)撮影/原壮史(Sony α1使用) 立ち上がりこそマルシーニョ(写真右)のスピードがセレッソ大阪の脅威となったが、セレッソの粘り強い守備を打ち破ることができない。すると、徐々に試合は膠着状態に。(20250518)撮影/原壮史(Sony α1使用) 両チームともブロックの外側でボールを回す時間が増え、サイドからクロスを入れてゴールを狙うものの、スコアレスで時間が過ぎてゆく。作り直しながらズレを突き、どうにかして1点をもぎ取ろうとするも、中に走り込むタイミングも難しくなり、あと少しのところで合わないという厳しい展開。コーナーキックをドンピシャのタイミングで、頭で合わせた山田新だが、キーパーにセーブされ、頭を抱えた。(20250518)撮影/原壮史(Sony α1使用) 後半に入ると川崎は縦への速さを使ってゴールに迫るようになり、決定的な場面も複数回、作り出したが、セレッソのGK福井光輝(写真左)のファインセーブや畠中槙之輔(写真左から3人目)のスーパークリアも飛び出し、0-0の時間が続いた。(20250518)撮影/原壮史(Sony α1使用) 終盤になっても大きな変化は起きず、スコアレスドロー決着かと思われたが、途中出場の助っ人が「点取り屋の底力」を見せつけた。85分、福井との1対1を制したエリソンが均衡を破り、川崎に待望の先制点をもたらした。(20250518)撮影/原壮史(Sony α1使用) 最終盤になってスコアが動いたことで、セレッソは反撃に出るためにバランスを崩さざるをえなくなると、川崎がその隙を逃さなかった。CBの丸山祐市がクリアも兼ねる大きなボールを蹴ると、セレッソのDFラインの奥に飛んだそのボールをエリソンが全力で追う。GKの前でバウンドしたところを体を投げ出す、気持ちのヘディングで押し込んだ。(20250518)撮影/原壮史(Sony α1使用) わずか3分でスコアレス決着濃厚の空気は消え去り、大盛り上がりとなった等々力劇場。(20250518)撮影/原壮史(Sony α1使用) その後のセレッソの反撃を跳ね返し、2‐0で試合終了。(20250518)撮影/原壮史(Sony α1使用) 川崎が今季2度目の連勝で6位に。このままACLの未消化分を連勝すれば、優勝争いに加わることが可能な状況を手に入れ、サッカー日本代表の未来を担う高井幸大(写真)ら選手たちもニッコリとほほ笑んだ。(20250518)撮影/原壮史(Sony α1使用) 写真の記事へ戻る