ここまでプレミアリーグで活躍を続けているブライトンの三笘薫。ドリブルで幾多のチャンスを作り続けた日本代表の、“パス”に注目した映像をアベマが公開した。５月１６日、公式ツイッターに投稿している。
７本が収められているこの映像で、まず映し出されるのは、ノッティンガムフォレストとの試合で放ったものだ。左サイドを得意のドリブルで駆け上がる三笘は、相手ＤＦ２人を引き連れながらエリア内へ侵入。ラインぎりぎりの深い位置までえぐると、中央でフリーになっていたMFフリオエンシソへ左足でラストパスを通した。
４本目に登場する、フルハム戦でのパスも圧巻だ。エリア内左でボールをキープした日本代表は、フルハムＤＦ３人に囲まれるが、ドリブルをチラつかせながらアウトサイドで真横へパス。DFの間を縫う形で、ファーのＤＦヨエルフェルトマンへ見事に通して見せた。
動画の最後で見せたレスター戦でのパスは“らしさ”全開だ。エリア内の左サイドでボールをキープした三笘はライン際の深い位置まで侵入してラストパス、と思いきや中へ切り返すフェイントで相手ＤＦを剥がす。
中を見る余裕が生まれ、味方も近くへ寄って来たが、日本代表ＭＦはもう一度キックフェイントを入れて相手のタイミングをずらした。直後に中央へ転がすような優しいラストパスを出し、走り込んだ味方がシュートを放つ。ゴールとはならかったが、連続した逆をつくプレーで決定機を演出した。
