川崎フロンターレの若武者が見せつけた圧倒的なスキルによるドリブル映像集が公開された。その圧巻テクニックが、人々を魅了している。
永長鷹虎は、4月7日に20歳の誕生日を迎えた。その10代最後の試合となったルヴァンカップの浦和レッズ戦に先発。今季初先発となった試合で、幾度も観客席を沸かせた。
その数々のプレーの中から5つの場面を収録した映像を、川崎フロンターレが公式ツイッターに投稿したのだ。
1つ目の場面は右サイドでの連携。2つ目の場面は永長にとって十八番とも言うべきプレーで、右サイドから中にカットインして左足でシュートを放ったもの。3つ目は、細かいテクニックで右サイドからクロスを挙げようとしたものだ。
そして圧巻は4つ目と5つ目の場面だ。4つ目は浦和のペナルティエリア内でボールを回収したところから始まるのだが、相手選手に強く寄せられてもボールをしっかりとキープ。さらに相手選手に囲まれるも、一瞬のクイックネスで2人を置き去りにすると、中に切れ込むと見せかけて相手の背後にいた山根視来にスルーパスを通したのだ。
5つ目は後半に見せたトリッキーなプレーで、高い位置の右サイドのタッチライン際でボールを受けると、相手選手が寄せて来たところを手玉に取るようにしてボールを浮かせ、そのまま中に入ろうとしたものだ。ここはたまらず相手選手が手を使って倒してしまい、主審はファールの判定を下したのだった。