J1の北海道コンサドーレ札幌は、レジェンド小野伸二の練習風景をSNSで紹介した。見事すぎるボールタッチに驚きの声が上がる一方、まさかのオチへの賛辞も目立った。
札幌のみならず、日本サッカー界のレジェンドが、プロ26年目のシーズンに挑む。昨シーズンはリーグ戦1試合の出場にとどまったが、今年も札幌の一員としてJ1を戦う。
試合中だけではなく、その存在感は絶大だ。その経験はもちろん、チームにいるだけで自然と選手たちの意識が引っ張り上げられる。
影響力は、練習中の何気ないプレーからも発せられる。クラブは13日に練習中の小野の動画をツイッター公式アカウントで公開したのだが、そこに映り出されるプレーは驚きの一言だ。
チームは現在、熊本でキャンプに入っている。13日はオフだったので、12日の練習風景だろうか。日差しを浴びながら小野がジョギングしている姿から動画は始まる。
ボールを持つと、さらに輝きが増す。練習前の遊びでも、小野のすごさは伝わってくる。
仲間とのリフティング交換でも、ボールタッチはスペシャルだ。同じヒールを使ったパスでも、後ろへ長く足を伸ばしてのパス、またはひざの裏に足をまわしてのものと、どんな形でも苦もなくボールを扱い続ける。ボールの勢いを完璧に殺しながらのコントロール、一言で足の甲といっても、いろいろな使い方があることを教えてくれるパスなど、短時間でいろいろなことを伝える動画となっていた。
この動画の投稿に、ファンも感嘆のため息をもらすばかりだ。
「なんであんなにふんわりするの…? シンジさんの周りだけ時空が歪んでるの…?」
「練習風景だけで金取れるよなぁ〜」
「伸二さんの練習でチケット代の元がとれる。これはガチ」
「コンサドーレに居てくれること自体がホント神」