ドイツ１部のフランクフルトは、ＳＮＳである写真を公開した。まさに自画自賛の一枚に、ファンからの大絶賛が寄せられている。
フランクフルトは現地時間７日、ＤＦＢポカール（ドイツカップ）のラウンド１６を戦った。ブンデスリーガ２部のダルムシュタットをホームに迎え、日本代表ＭＦ鎌田大地らのゴールで４－２と勝利した。
シーズン再開から無敗を続けるフランクフルトだが、鎌田はフル出場がなかった。現地時間１月２８日のバイエルン・ミュンヘンとの第１８節では、ベンチスタート。シーズン中断前に重ねていたゴールも、再開後は生まれていなかった。
２部チームを迎え撃つ難しい試合で、鎌田が気を吐いた。先制しながら逆転され、何とか試合を振り出しに戻して迎えた後半１７分、右足アウトサイドでのシュートでゴールネットを揺らしたのだ。この決勝点となる勝ち越しゴールが、勝利を大きく引き寄せた。
鎌田には心強い支えがあった。日本代表の先輩でもある長谷部誠の存在だ。負傷から復帰した長谷部は、前述のバイエルン戦で先発出場。このダルムシュタット戦まで公式戦３試合連続フル出場で、チームに勝利と勝点をもたらしてきた。
鎌田の心の内が伝わる一瞬を、カメラがとらえた。ハグして勝利を喜んでいるチームメイトの隣で、鎌田は長谷部の胸に顔をうずめているのだ。受け止めた長谷部は、優しい笑顔を浮かべて鎌田の肩に手を回している。
クラブとしても、会心の一枚だっただろう。日本語版ツイッター公式アカウントで、「最高過ぎる写真なんですけど！！！！！」とこの写真を投稿すると、ファンからも同じ思いがあふれ出た。
「本当に最高すぎる写真なんですけど！！」
「待って可愛すぎん？」
「本当この写真ラブ」
「カメラマンに1杯奢りにフランクフルト行こ」
