■謎の練習の正体は?
謎の練習が公開された同日、クラブはさらに公式ツイッターを更新して動画をアップ。その練習が行われている様子を投稿した。映像では、選手たちがマスクで目隠ししたままロープを持ち、指示を出し合っている。どうやらロープを特定の形にしようと試みており、最後には四角形を2つ作り出すところが映された。
そして、クラブはこの練習の正体を公開。「午後の非公開トレーニングは、 #チームビルディング のトレーニングのひとつで、トレーニング3は、 #ブラインドスクエア というトレーニングです チームの何かが変わり、今後の問題解決の力になるはず」と綴っている。
ブラインドスクエアとは、参加者が目隠しをしたまま声をかけ合い、1本のロープを正方形にするゲームのこと。大分はこのゲームをチームビルディングに活用したようだ。指揮官の下平隆宏監督は、自身のツイッターで「チームビルディングのスペシャリスト長尾彰さんに講師として来て頂き、チームでASEを体験しました。 ASEとは、Action(実際的活動)、Socialization(社会化)、 Experience(体験)の略で、小集団で様々な身体的・精神的課題解決を通じ、集団成熟と自己成長を図る活動です」と記している。
一見するとシュールな光景だが、さまざまな角度からチーム作りが進められているようだ。