「ドリブルで仕掛けるより…」サッカー日本代表・久保建英がW杯第2戦・コスタリカ戦に向けて上げた「キーポイント」。「最初の15分、20分は前から来る」からこそ必要となる動きの画像
現地時間11月25日にドーハ市内で練習するサッカー日本代表FW久保建英 撮影:中地拓也

 サッカー日本代表は27日に行われるカタールワールドカップ第2戦コスタリカ戦に向けて、ドーハ市内で練習を行った。その後、久保建英が取材に応じた。

 23日に行われたドイツ代表との激戦。その試合開始のホイッスルを、久保はピッチの上で聞いた。日本の攻撃と守備に次々と対応するドイツに対し、前半の45分間は圧倒的にボールを保持される展開となった。

 左サイドに位置した久保も、何度かボールを持って前にプレーしようとしたものの苦戦した時間を過ごした。そして、後半開始時点から3バックにシステム変更するのと同時に、久保は途中交代となった。

 それでも「勝ち点3を取れたことが大きい」と語る背番号11は、コスタリカ戦に視線を向けている。まずは相手チームについて、「相手は後がない中、前から来ると思う」として、「1試合目の前半とか後半の立ち上がりのようなカウンターが日本代表は増えると思う」と分析している。

 コスタリカは初戦でスペインに大敗してしまったが、「前回の試合の7-0というのは軽く事故みたいなものなので、2度、3度起きるものではない」と、冷静に見ており、だからこそ、「今回は相手が前に出てこなければいけない。オープンな展開になると思うので、前線の選手が本来の輝きを放てる」と語るのだ。

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