バイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表ＧＫマヌエル・ノイアーがヘディングシュートでスタジアムを沸かせた。
■決死のヘディング
ブンデスリーガ第７節、アウグスブルク対バイエルンが現地時間９月１７日に行われ、アウェイのバイエルンが０−１の敗戦を喫し、今季初黒星となった。
バイエルンはノイアーをはじめ、レロイ・ザネやジャマル・ムシアラ、サディオ・マネやマタイス・デリフトなどがスタメンに名を連ねた豪華布陣だったが、下馬評を覆してアウグスブルクが先手を取ることになる。
５９分、自陣からのＦＫをファーサイドでイアーゴーが折り返すと、最後はメルギム・ベリシャがダイレクトでゴールに流し込んだ。先制されたバイエルンはその後、攻勢をかけるもなかなかゴールを奪うことができない。そして迎えた後半アディショナルタイムの９５分、ＧＫのノイアーに最大のチャンスが訪れる。
時間がなく１点ビハインドの状況でバイエルンはＣＫを獲得。するとＧＫのノイアーがゴール前まで上がる。右ＣＫからのボールをなんとノイアーがヘディングシュートを放つ。ＦＷ顔負けの強烈なヘディングシュートだったが、アウグスブルクＧＫラファウ・ギキエヴィツが好セーブ。ゴールは決まらず、バイエルンが敗戦を喫した。
米メディア『ＥＳＰＮ』がノイアーのヘディングシュートの動画を公式ツイッターに投稿。この投稿には１万３０００以上のいいねがついており、「彼にできないことはなんだ」などのコメントの他、「アリソンのようにはいかなかった」など２０２１年５月にプロ初ゴールでチームを救ったリバプールのブラジル代表ＧＫアリソンを引き合いに出すファンも多かった。
