■まさに世界最高峰

 マンCがいきなり先制に成功したが、すぐさまリバプールが同点に追いつく。13分、左サイドでこぼれ球を拾ったアンドリュー・ロバートソンがクロスを供給。ファーサイドでトレント・アレクサンダー=アーノルドが折り返すと、最後はディオゴ・ジョッタがダイレクトで合わせてゴールネットを揺らした。

 同点にしたのも束の間、マンCが再び勝ち越しに成功。36分、左CKはマティプによりクリアされるも、こぼれ球を拾ったジョアン・カンセロがファーサイドへクロスを供給。このボールにガブリエウ・ジェズスがダイレクトで合わせてゴールを決めた。ほぼカンセロのゴールと言っても良いだろう。圧巻のクロスはまさに世界最高峰。GKアリソンも飛び出すことができないボールスピードに加え、絶妙なコースへ飛んだボールを、ジェズスが見事に合わせた。

 前半はマンCが1点リードで折り返すが、後半開始早々にリバプールが追いつく。46分、モハメド・サラーからのスルーパスに抜け出したサディオ・マネがゴールを決め、リバプールが再度同点に。その後も両者の攻防は続き見応えたっぷりの展開が続いたが、試合は結局2−2のまま終了。マンCは首位をキープすることになった。

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