■前田が3点目、井手口が復帰
2点をリードしたセルティックは69分に3枚替え。ジェームズ・フォレストに代えてリエル・アバダ、ロギッチに代えて井手口、ギアクマキスに代えて前田を投入した。
すると、投入直後の71分に前田がいきなりゴールを記録。アバダの右CKにアンソニー・ラルストンがニアでヘディング。このボールにGKの前にポジションを取っていた前田が反応。1度目のヘディングは相手GKに阻まれるも、こぼれ球をもう1度頭で押し込んでゴールネットを揺らした。前田はこれで今季公式戦3ゴール目となった。
前田はまさに「持ってる男」であることを証明した。移籍後2点目となったリーグ戦のマザーウェル戦では、絶妙な抜け出しからのシュートが相手DFの足に当たり、高く上がったボールがそのままゴールに吸い込まれた。持っている男にはボールが集まり、自然とゴールが決まる。そんな状況に前田はいるのかもしれない。
■ベスト8進出
88分にはニル・ビトンがPKを一度防がれるも、自らが押し込んでゴール。試合はこのまま終了し、セルティックが4−0の勝利。スコティッシュカップベスト8進出となった。