ファティは１７歳ながら、今季のバルサのトップスコアラー。ラ・リーガで３得点、欧州チャンピオンズリーグで１得点の計４得点を記録していた。一方のヴィニシウスは２０歳ながら、ラ・リーガ２得点、欧州チャンピオンズリーグ１得点で計３得点。昨年も２人はクラシコに出場していたものの、２人とも得点は「０」。どちらが先にゴールを決めるか、注目が集まっていた。
そして今回の試合でゴールを決めたのは、アンス・ファティだった。８分、ＤＦジョルディ・アルバが左サイド深く抜け出すと、ゴール前に走るファティに正確なグラウンダーのクロスを送る。ファティはＤＦセルヒオ・ラモスが追い付けないスピードでボールを受けると、冷静にゴールに流し込んだ。試合をイーブンにすると同時に、クラシコ史上、最年少ゴールという最高のおまけ付きだった。
一方のヴィニシウスは、試合に９０分出場したものの無得点だった。
