■ 才能ゼロから這い上がった「不屈のキャラクター」に自らを重ねて
大ケガの悲壮感など微塵も感じさせない、さすがはエンターテイナー。病室で撮影された松葉杖姿の田中は、なぜか目に鮮やかな「緑色の全身タイツ」に「オレンジ色のレッグウォーマー」を着用。両腕には真っ白な包帯を巻き、髪型まで見事なマッシュルームヘアに仕上げていたのだ。
これは、世界的な人気を誇る漫画『NARUTO -ナルト-』に登場する熱血キャラクター「ロック・リー」のコスプレだ。
ロック・リーは、忍者でありながら「忍術(魔法のような技)」の才能が全くないというハンデを抱えながらも、血のにじむような努力で「体術」のみを極めた不屈の戦士。作中では強敵との激闘の末に再起不能と言われるほどの大ケガを負い、松葉杖をつく姿が描かれたが、そこから厳しいリハビリと手術を乗り越え、奇跡的な復活を遂げている。
今回の田中の姿は、まさにその「松葉杖をついた満身創痍のロック・リー」を完全再現し、うっすらと笑顔を浮かべているものだった。
絶望的な状況でもファンを楽しませ、さらに「絶対に復活してみせる」という強い決意が込められたこの痛快なコスプレに対し、SNS上のファンからは次のような温かいツッコミとエールが殺到した。
「ロック・リーだw」
「裏蓮華(作中での大技)使ったの??笑」
「我愛羅(対戦相手)に足やられたか……」
「しっかり仕込んでんじゃねーか!」
「こういうの好き!NARUTO好きとしてはたまらんな!」
「1人のJリーグファンとして、本当に尊敬する。よく思いつくなぁwww」
作中で奇跡の復活を果たした際、リーは「蘇りしは木ノ葉の美しき青い野獣…ロック・リーだ!」という名セリフを残している。持ち前の明るさと不屈の精神で懸命なリハビリに挑む田中パウロ淳一。彼が再びピッチへと舞い戻り、最高の笑顔で“復活のセリフ”を叫んでくれる日を、多くのサッカーファンが心待ちにしている。
































