苦悩の冬を越え、「このクラブで這い上がる」と覚悟を決めた、ドイツ2部カールスルーエSC所属の福田師王。その強靭なメンタリティは、春の訪れとともに大爆発を起こす。
連載第8回目前編は、彼のキャリアの転換点となった劇的な決勝ゴールと、その後の怒涛のゴールラッシュの舞台裏に迫る!
■ 覚悟を決めた直後の逆転Vゴール
カールスルーエで絶対に結果を出すと覚悟を決めた直後、3月20日のホームでのグロイター・フュルト戦で、ついにゴールを決めることができました。4試合出番がなかった直後の試合でした。
(※編集部注:1-1の同点で迎えた後半36分にピッチに投入された福田。迎えた後半アディショナルタイム3分、味方のセットプレーからの揺さぶりに対し、ファーサイドへフリーで入り込む。強靭なジャンプから放たれたヘディングシュートは、左ポストに当たりながらもゴールネットを揺らした。土壇場での逆転V弾に、スタジアムは熱狂の渦に包まれた)
「途中から試合に出るときは、“俺がヒーローになる”“俺がこの試合を決めるんだ”というギラギラした気持ちで入っています」撮影/渡辺航滋(Sony αⅡ使用)
■ 怒涛の連続ゴールとスタメン奪取!
あの劇的な決勝ゴールも、またヘディングでした。続く第29節のビーレフェルト戦でも、後半終了間際に右足でダメ押しゴール(今季3点目)。そして第32節ダルムシュタット戦で待望のスタメンを勝ち取ると、後半41分にトラップからの右足一閃で勝ち越しゴール(今季4点目)。さらに次のパダーボルン戦でもスタメン出場し、カウンターからフェイントを交えて右足でシュートを流し込みました(今季5点目)。最終的に、その後の試合も合わせて今季合計6得点でシーズンを終えることができました。





































