サッカー日本代表FW前田大然の、イングランド・プレミアリーグのイプスウィッチ・タウンFCへの完全移籍が正式に発表された。
ついにつかみ取った世界最高峰リーグへの挑戦という朗報はもちろんのこと、クラブが公開した「クセの強い」加入発表ムービーが、日本のファンの興奮と笑いを誘っている。
ついに目標を成し遂げた。前田が、長年の夢であったプレミアリーグへの参戦を決めたのだ。
プロキャリアのスタートはJ2だった。2016年に歩み始めたとき、所属していた松本山雅FCはJ2の舞台にあった。その後、水戸ホーリーホックへの期限付き移籍やポルトガル1部への挑戦を経験。帰国後は横浜F・マリノスでリーグ優勝と得点王という圧倒的な実績を引っ提げ、スコットランドの名門セルティックへと渡った。
セルティックでは4年半にわたって主力としてプレー。ここ2シーズン連続で2ケタ得点を記録するなど確かな結果を残し続け、ついにプレミアの舞台へとたどり着いた。
その快足FWに声をかけたのは、イプスウィッチ・タウンだ。プレミアリーグ創設時のメンバーという歴史あるクラブだが、近年は下位カテゴリーでの生活が長かった。2022-23シーズンには実質3部にあたるリーグ1で戦っていたが、そこから2シーズン連続での昇格を達成し、2024-25シーズンに念願のプレミアリーグへ復帰。しかし、トップリーグの壁は厚く、わずか1年での降格を余儀なくされた。
それでもチームは崩れることなく、続く2025-26シーズンの2部(チャンピオンシップ)をタフに戦い抜き、自動昇格圏となる2位フィニッシュ。見事1年でのプレミア「再復帰」を果たしたのだ。
この不屈の“昇格組”が、無尽蔵のスタミナと強烈なハイプレスを武器とする日本代表FWに白羽の矢を立て、完全移籍での獲得を発表したのである。
クラブからの期待度の高さは、前田の加入を発表したSNSのムービーからも如実に見て取れる。これがかなり“作り込まれた”内容になっているのだ。映像にはいくつもの日本の風景が流れてくるのだが、よくあるテンプレートな東京の景色だけでなく、前田の出身地である大阪など、関西の様子がふんだんに盛り込まれているというこだわりぶりだ。



































