サッカー日本代表、イングランド戦「予想スタメン&フォーメーション」! 中央のMFは「前に出ていける」2人!試合のカギを握る「シャド―」の2人!ブラジル戦の「3バック」で迎え撃つ!の画像
1-0と勝利したスコットランド戦からイングランド戦のメンバーはどのように変化するのか。撮影/渡辺航滋(Sony αⅡ使用)

 2026年6月11日に開幕するワールドカップに向けて、強化を続けているサッカー日本代表。現在、英国遠征中で、3月29日のスコットランド戦を経て4月1日(午前3時45分キックオフ予定)にはイングランドと戦う。

 FIFAランキング38位のスコットランドとの試合で、1-0と勝利した日本代表。後半39分に中村敬斗、三笘薫、そして鈴木淳之介とつなぎ、さらに初キャップを手にした塩貝健人の落としから伊東純也が決めた。完璧な崩しからの得点が決勝ゴールとなり、日本は英国遠征の初戦を白星で飾った。

 手にしたのは勝利だけではない。後半になると次々と選手を入れ替え、最終的には異例とも言える10人を交代。63分には堂安律、中村、伊東、上田綺世を一気に投入し、さらには鎌田大地がアンカー、2列目に伊東、堂安、三笘、中村が並ぶ3-1―4―2システムに変更して、守備的な相手を攻略する戦術も試した。選手の能力、コンビネーション、そして新システムの可能性を見極めるうえで貴重な試合となった。

 次なる相手はFIFAランキング4位のイングランド。ワールドカップのメンバー選考に向けての最終試合に森保一監督はいかなる考えを持って臨むのか。スコットランド戦に続き、ワールドカップ本大会を8大会連続で取材している朝日新聞の潮智史記者に占ってもらった。

■点を奪いにいく展開では「1アンカー」も

 中2日の連戦とあって、28日のスコットランド戦では予想通りにこまめに選手を入れ替えた。フル出場したのはGK鈴木彩艶のみ。後半30分過ぎまでプレーしたボランチの田中碧、藤田譲瑠チマらをのぞき、多くの選手が疲れを残さない状態でイングランド戦に起用できる。森保監督がいかにイングランド戦における“腕試し”を楽しみにしているかがうかがえたスコットランド戦でもあった。

 イングランド戦は、ワールドカップ本大会で闘える選手を見極める試合になるだろう。

 布陣は基本の「3ー4ー2ー1」。最終ラインは谷口彰悟を中央に、渡辺剛と鈴木淳之介を並べるだろう。GKは最近の実績でいけば早川友基。強烈な攻撃力を持つ相手に粘り強い守りが、どこまで通用するか、興味深い。

 守備に回る時間帯が長くなることが予想されるが、MFの中央は現時点では鎌田大地、佐野海舟の2人が第一の選択肢だろう。世界のトップクラスを相手にする貴重な機会だ。受け身に回るのはもったいない、というのが森保監督の思考だと思う。奪ったあとに前に出ていける2人を使うチャレンジをしない手はない。

 ただ、スコットランド戦で田中と藤田を引っ張っただけに、試合展開によっての変化はつけにくくなった。リスクを冒して得点を取りにいく展開になれば、スコットランド戦で使った、アンカー1枚を置く布陣変更もありえる。選手の新しい組み合わせを試す機会になるかもしれない。

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