現地１２月１３日、ドイツ１部ブンデスリーガの第１４節が行われ、フランクフルトが１−０でアウクスブルクに勝利。サッカー日本代表ＭＦ堂安律が圧巻の個人技で決勝点を奪った。
前節、ライプチヒに０－６というショッキングな大敗を喫したフランクフルト。立て直しを図るべく、トップ下にマリオ・ゲッツェ、そして右サイドに堂安が入った。堂安は開幕から１４試合連続のスタメン出場となった。
ホームのフランクフルトが優勢に進めながらもゴールが奪えず、０−０の均衡状態が続いた。サポーターのストレスも溜まり始めた後半２３分、背番号２０の堂安がスタジアムを熱狂に包み込む。
フランクフルトが相手陣内右サイドでボールを奪ってパス交換。堂安は、オスカー・ヒュイルントからの縦パスをライン間で受け、中央への巧みなタッチで後方からのスライディングタックルをかわし、プレスバックしてきた相手のチャージを受け止めながら前を向いた。
さらに、堂安は細かいタッチでのドリブルで鋭くかつ力強くカットイン。相手４人に囲まれる状況となったが、強引に得意の左足を振り抜くと、ディフレクションしたシュートがゴール左に吸い込まれた。
