■地域の老若男女が一堂に会するスタジアム
就任から4シーズンでJ2まで駆け上がった今矢直城監督は「3点目こそ私たち」と最後のゴールについてコメント。ユースからトップチームまで同じ戦い方をして栃木シティというクラブの形を作り上げる4年間でもあり、J2昇格を決める試合でも最後までゴールを目指し続けるアタッキングフットボールを見せられたことを喜んだ。
そして、「どうやって注目してもらうか」に苦戦するクラブも少なくないなか、SNSを駆使してクラブの存在を広めてきた田中パウロ淳一も喜びを爆発させた。この日の観衆はスタジアム新記録となる4581人。クラブとしても、個人としても、やってきたことが間違っていなかったとスタジアムのあらゆる景色が示していた。
シティフットボールステーションの雰囲気は独特だった。子どもたちの声から始まるチャントがある一方、相手にも自分たちにもブーイングを飛ばすことはない。地域の老若男女が一堂に会して平和に楽しむことができる休日のエンターテインメントの場だった。このスタジアムを本拠地に持つ栃木シティというクラブは、J2の舞台でさらなる注目を集めることになるだろう。
■試合結果
栃木シティ 3-0 長野パルセイロ
■得点者
56分 マテイ・ヨニッチ(栃木シティ)
58分 鈴木裕斗(栃木シティ)
90+3分 吉田篤志(栃木シティ)



