イングランド・チャンピオンシップで、日本代表コンビが大きな仕事をやってのけた。チームを3連勝に導く決勝点を決めたのだが、そのゴールシーンは日本のファンにとっても、さまざまな注目点があるものだった。
それはまるで、日本人選手のレベルアップを証明するかのよう。かつて、日本人が活躍するのは難しかったプレミアリーグだが、今では三笘薫や鎌田大地、遠藤航らがトップクラスの働きをしている。また、世界最高峰と言われるプレミアリーグだけではなく、2部リーグにあたるチャンピオンシップでも、多くのサムライたちがプレーするようになっている。
チャンピオンシップでは現在、10人もの日本人選手が奮闘している。中でもバーミンガム・シティには3人、ブラックバーン・ローバーズには2人の日本人選手が在籍。イングランドにおける「メイド・イン・ジャパン」への期待の高さがうかがえる。
そのブラックバーンで、2人の日本代表が輝いた。現地時間11月4日に行われたブリストル・シティ戦で、2人で力を合わせて決勝点をマークしたのだ。
昨季から所属している大橋祐紀は先発出場を続けていたが、今夏に加わった森下龍矢にとっては今季リーグ戦6度目の先発の機会だった。すると前半アディショナルタイム、森下の見事な動き出しから、大橋が先制点を決める。
ボールを呼び込んだ森下は、うまい動き出しと加速で相手最終ラインの裏を取る。ゴール右から入れたクロスの先にいたのは、大橋。しっかりと合わせて、ゴールネットを揺らした。







