 
    現地10月30日、ドイツのDFBポカールの2回戦が行われ、フライブルクが3−1でデュッセルドルフを撃破。サッカー日本代表MF鈴木唯人が美しいロングパスから移籍後初アシストを記録している。
今夏にドイツ1部ブンデスリーガのフライブルクに加入した鈴木は、開幕戦からスタメン起用されるもチームの不振も相まって出番を失った。それでも、10月23日に行われた欧州ヨーロッパリーグのユトレヒト(オランダ)戦で公式戦8試合ぶりのスタメン出場から待望の移籍後初ゴールをマーク。直後の10月26日に開催されたリーグ第9節レーバークーゼン戦では後半開始からの出場となったが、デュッセルドルフとのカップ戦で再びスタメン出場を勝ち取った
初アシストが生まれたのは、フライブルクが2-1とリードして迎えた後半アディショナルタイム。コーナーキックのチャンスを得たデュッセルドルフはGKも最前線に上げてパワープレーに出る。フライブルクが相手の攻撃を跳ね返すと、セカンドボールを拾った相手選手がシュート。しかし、しっかりとミートされなかったボールが自陣ペナルティーエリアの左外にいた鈴木のもとに転がり、鈴木はコントロールすることなく右足で無人の相手陣内にボールを送る。
絶妙のフィードに走り込んだのはFWデリー・シェアハント。相手ペナルティーエリア手前で追い付くと、慌てて戻って来た2人の相手DFを冷静にかわしてダメ押しゴールを流し込んだ。
 
        






