福田師王(21)が“新たな挑戦”をスタートさせた! 3シーズン目となるドイツ1部ボルシアメンヘングラッドバッハ(以下、ボルシアMG、もしくはメングラ)からドイツ2部カールスルーエSCへの期限付き移籍(以降、移籍)を決断。今年1月、ブンデスリーガでの初ゴールを記録した福田だが、「U-21やU-19ではなく、つねにトップチームで試合に出場する必要がある」という強い思いから、慣れ親しんだクラブを離れることを選んだ。
一方、ボルシアMGのチームメイトで、福田が“兄貴”と慕った板倉滉もまた、チームを離れ、オランダ1部のアヤックスへ移籍。これまで支え合ってきた2人の距離は離れてしまったが、福田は「また、いつかどこかで一緒にプレーできるように頑張りたい」と前向きな姿勢を見せる。
来年6月に迫った北中米ワールドカップに出場するサッカー日本代表の「ラストピース」として期待される福田師王に、新天地・カールスルーエでの挑戦と、この夏のオフの過ごし方などについて聞いた!
■「新たなスタートだ!」カールスルーエでのデビュー
皆さん、こんにちは! 福田師王です。
この夏、ボルシアメンヘングラッドバッハから、ドイツ2部のカールスルーエSCに移籍しました。
僕もドイツに来て、3シーズン目になります。U-21やU-19ではなく、つねにトップチームで試合に出場する必要があると考え、慣れ親しんだメングラを出ることにしました。僕の兄貴分である(板倉)滉くんは、オランダのアヤックスに移籍したので、距離的にもけっこう離れてしまったのは寂しいですが、またいつかどこかで一緒にプレーできるように頑張りたいと思います。
移籍が決まったのが8月22日で、翌日のブラウンシュバイク戦に向けて監督から「行くぞ!」と言われていたのですが、手続きが間に合わなくて。
1週間トレーニングをして、30日のアウェイ、フォルトゥナ・デュッセルドルフ戦でカールスルーエでのデビューを果たしました。
前半からベンチで試合を見ながら「(出場チャンス)来い!」と念じていたのですが、少し短い出場になってしまいました。それでも、出場機会があったので、ここから「新たなスタートだ!」という気持ちになることができました。(福田はこの試合で81分から出場。攻守に奮闘しただけでなく、自陣からドリブルしてシュートにまで持ち込む場面もあったが、惜しくも決まらず。試合はスコアレスドロー)


