電光石火の豪快ミドル弾! INAC神戸の新エース吉田莉胡が得点ランク単独トップの今季7得点目!「決定力が一段とレベルアップ」した姿で新パフォーマンスも披露の画像
INAC神戸の新エースとしてゴール量産中のなでしこジャパン・吉田莉胡。撮影/原壮史(Sony α1使用)

 10月5日、女子サッカーWEリーグ第9節が行われ、INAC神戸レオネッサが1-0でジェフ千葉レディースに勝利。新エースFW吉田莉胡が豪快なミドル弾で得点ランキング単独トップに立った。

 開幕8試合を6勝1分け1敗の好スタートを切ったINAC神戸が、敵地フクダ電子アリーナに乗り込んだ一戦。今季新加入で背番号9を背負う23歳の吉田は、この日も4−1−4―1の1トップとしてスタメン出場した。その開始わずか3分だった。

 前線中央でMF愛川陽菜からの縦パスをライン間で受けた吉田は、ワンタッチで相手センターバックのプレスをかわすと、ペナルティーアーク内から思い切りよく右足一閃。前後左右から計4人に囲まれた状態から放たれたミドルシュートは、一直線に右上隅のゴールネットに突き刺さった。

 この電光石火の豪快ミドル弾に、今季からチームを率いる宮本ともみ監督も大きくガッツポーズ。殊勲の吉田はチームメイトから祝福を受けながら歓喜の輪を作ると、MF山本摩也とお辞儀しながら握手をかわすゴールパフォーマンスも披露。可憐な笑顔を弾かせた。

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