
現地10月4日、ベルギーリーグ第10節が行われ、シントトロイデン3−1でメヘレンに勝利。日本期待の20歳FW後藤啓介が鮮やかな逆転ゴールを決めた。
開幕6試合を4勝2分けの絶好のスタートを切って今季のシントトロイデンだったが、第7節から3連敗を喫した。迎えたこの日、前半40分に日本代表DF谷口彰悟のオウンゴールで先制される展開となったが、後半29分にアルブノール・ムヤがPKを決めて同点に追いつくと、後半42分に後藤が仕事をする。
3試合連続でスタメン出場していた後藤は、左サイドのボックス内でMF山本理仁がボールを受けると、ゴール前でのポジショニングで相手DFを押しのけながら“前”に入る。そして、山本からの絶妙のグラウンダーパスに反応し、ニアサイドで滑り込みながら右足ワンタッチシュートでゴールに流し込んだ。
今季レンタル加入の後藤は、第4節、第5節と途中出場からゴールを決めていたが、直近のスタメン2試合はノーゴール。だが、この日は山本とのホットラインで劇的な逆転ゴールを決め、チームを5試合ぶりの勝利に導いた。